2010年1月27日水曜日

出演者による日々更新♥38

どうも児玉です。
気付けば早いもので、今回を除いて僕のブログ担当はあと1回です。

写真は昨日の稽古後、屋外での偽稽古の様子ですが、説明無しでは一体どういう状態なのか全くわからないのが面白いので載せます。

手前に村井さん、臥しているのが濱崎くん、奥で佇んでいるのが坂本さんです。
この後、村井さんに誕生日ケーキが渡されるのは昨日の坂本さんのブログの通りですが、ここの偽稽古の下り、すごく長かったんです。
一体、どういう様子でそこに居たら良かったのか未だにわかりません。
なんだかよくわからないが、そこに居ないとダメという状態。
それは写真にうつる三人も同じだったと思うのですが、三人とも当然のようにそこに立っている様子がここには切り取られていて、特に坂本さんの立ち姿のかっこよさにはハッとします。

この後、村井さんを祝い、解散か、というころ、西山さんは携帯電話が無いと騒ぎました。そして彼女はもう閉じてしまった施設の警備員さんに無理を言って、稽古場まで戻りました。戻って来て、「無かった」と言い、もう一度かばんを見て「あった」と再び騒ぎました。

これが仮に濱崎くんだと非難を浴びそうですが、西山さんの場合、「まったくー、西山さんっぽいなあ、あはは」という感じになります。
ずるいですね。

さて、演劇の稽古場の雰囲気というものをあまり多数見たことはないのですが、今回の現場、仲が良い中にもバラバラの個性を持った方々が集まり、それをまとめるのが特に大変なことに思えます。
ずるい女、西山さんがどれほどの重圧を感じているのかは想像がつきませんし、傍目からはわかりませんが、確かなのは、これはバラバラの個性がそれぞれの持ち味を自ら発揮! という現場では決してなく、主導権はいつでも西山さんにあるということ。
稽古は佳境を迎え、いよいよ困難な局面を直視しています。何かを積み重ねた塔はグラグラしています。このまま倒れる寸前のギリギリまで積み続けるのか、それともその塔は捨て、新たな塔を積み始めるのか。西山さんしかわかりえないことですし、本人もわかっていないことかもしれません。
今、どんな感じですかね? 西山さん。

最後に、どうでも良い話ですが、僕は西山さんより年嵩ですが、稽古中、それ以外、共に敬語で話しています。
この人に怒られたら怖いなあ、という人は、ここ最近、男女分け隔てなく考えてもいつもニコニコしている西山さん以外思い浮かびません。

ああ、最後のブログはどんな心境で書くのかなあ……。


児玉悟之

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